おかずをまとめて作って楽をしたい派におすすめ!つくりおきに特化したレシピ本「つくおき 週末まとめて作り置きレシピ」
「まとめて作り置き」
ああ、ズボラーにとってなんて甘美な響きなのでしょう。
■つくおきとの出会い
この著者さんはもともとつくおき − 1週間の簡単作り置きおかず・常備菜のレシピにレシピを掲載していて夕飯に迷った時によく参考にさせて貰っていました。
食材をキーに作り置きレシピを検索できるので、スーパーでお買い得な野菜のレシピを調べたりとお世話になっていました。
で、今日たまたま暇つぶしに本屋を覗いたらこの本が並んでたので即買いました!
しかもamazonで見たらなんとカテゴリランキング1位。(※2016/2/6現在)
発売から3ヶ月くらい経ってますが本屋でも目立つ場所にあったし売れているみたいです。
■おかず作り置きのメリット
- 一括処理による効率化。料理は出来立てが一番ではありますが、やはりその都度全部食事を作るのはちょっと面倒に思う時もあります。まとめて一度に作ることで毎日献立を考えて買い物する時間を節約できます。
- 出来立てよりも時間が経った方が味が馴染んで美味しいおかずもあります。煮物系は絶対時間が経った方が味が染みて美味しい。
- 食費節約。作るものを決めてから材料をまとめて買うので献立があやふやなまま買い物に行って安いからと無駄な野菜を買ったりしなくなります。特に本を見ながらゆっくり買えるネットスーパーとの相性が良い。
- 何と言っても平日が楽!!作り置きしたおかずはお弁当にはもちろん、夕飯の一品にも使えます。手をかけずにそれなりの見栄えになるのは嬉しい。
■つくおき本の良いところ
作り置きに特化しているため、保存可能期間や保存容器に入れた時の量、日持ちする工夫など便利な情報が載っています。
日持ちするブロッコリーの茹で方は参考になりました。
また、まとめて手際よく料理を作るための手順が整理されて載っています。
例えば野菜を茹でる工程は鍋をさっとゆすぐだけですぐに次の工程に使えるので最初の方に済ませるなど、「限られたコンロ、鍋、時間の中でいかに無駄なく作り終えられるか」がよく追究されています。
なんの因果か私のような面倒臭がりなズボラーにおすすめされちゃってますけど、手順についてはとてもよく計算されていて実に論理的かつ効率的です。
著者さんはシステムエンジニアとしてフルタイムで働いていて、職業柄こういった作業効率化というのは常に意識しているのだと思います。
それをうまく家事に応用していてすごい。
これ↓とか完全にガントチャート。
完全に余談ですが、ウェブサイトのサブタイトル「batch cooking」という言葉が個人的にすごく気に入ってる。とてもよい。
- 作者: nozomi
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2015/10/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る